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お話のかけら2

けぽログ脳内妄想劇場へようこそ。
お絵かきに詰まると妄想文を垂れ流したくなりませんか?
え、私だけ?
今回は、みゆきさん@蜜箱が以前発表されたS・A最終回の感想SSを読んで、触発されて思わず書いてしまった文章を載せてみます。

途中で力尽きてますので、お暇な方推奨です。そして続き書いてくださったらうれしい。(こら)

らぶらぶでなく、彗vs明&八尋でドタバタ劇を書いてみたかったんですが、なかなか難しいですね。
これもひとつの寸止めと思ってやってください。



光バースディ一日前の放課後の温室。
明「えっ、光と彗、いないの?
  明日のバースディパーティに出すお菓子の味見してもらおうと思ってたのに。
  一体どこいったのかしら?」
携帯で光を呼び出す明。
明「光ー?…あらっ?電源切ってるようだわ。…きっと彗の仕業ね。」
宙「ははっ、今日も彗に出し抜かれたな!」
明「うっさいわね!おやつあげないわよ!
  …いいわよ、探すから。」
  ピポパポ。再度ダイヤルする明。
宙「相変わらず怖えな…」
明「だまらっしゃい。
  あ、吉川さん?もしもし、私だけど。
  光と彗の居場所、わかるかしら?
  ええ、そう。学校もう終わっちゃったんだけど、早くも帰っちゃったみたいなのよ。
  ・・・
  えっ、車で横浜方面に向かってる?
  変ね…、まあいいわ、ありがと。
  また様子が変わったら教えてね。じゃ。」
  パタン。携帯を閉じ、宙に向き直る明。
明「なんだかわからないけど、彗の車が横浜方面に向かってるみたい。」
宙「あいつらのことだから、デートなんだろ?」
明「デートなんて、これから春休みなんだからいつでもできるじゃない!
  あーあ、光とお茶会したかったわー。」
宙「ま、しょうがねえよ。
  それよりはやくお菓子くれー、おばはん。」
明「…っ、これでも喰らえー!」
  マフィンを宙の口にねじ込む。
八尋「クスクス。あいかわらず元気だね、明ちゃん。」
明「八尋!アンタいつのまに!」
八尋「うちは今日終業式で早く終わったからね。
  ところで明ちゃん、彗くんと光ちゃんを探してるみたいだけど?」
明「そうなのよ、彗はどうでもいいんだけど、どうやら光も一緒みたいだから気になるのよ。」
八尋「心あたりがあるから、教えてあげてもいいけど。
  なんでも、今日は彗くんの一世一代の大仕事があるらしいんだv」
明「何よ、それ。
  仕事ならなおさら光まで連れて行く必要ないじゃないの。」
八尋「明ちゃんも案外鈍いんだね。(クスッ)」
明「何ですってー!」
八尋「つまりさ、光ちゃんも必要な大仕事なわけでさ。
  うちのSPの調べによると、どうやら大がかりなプロポーズを用意しているらしいよ?」
明「プロポーズ?!」
宙「おお、やるなー、彗のやつ。」
明「アンタは黙ってらっしゃい。
  プロポーズって…、半年前に婚約騒動で光を困らせたばかりじゃないの!懲りないわね、あの男も。」
宙「あんときは、光がプロポーズしたんだけどな?」
明「わかってるわよ!でも光はまだ高校生じゃないの!
  大体、彗の分際で光にプロポーズなんて、百年早いのよ!…妨害してやるわ…ホホホホホ。」
八尋「いいね、僕も久々に彗くんの悔しがる顔見たくなったよ。暇だし、協力してあげてもいいよ?」
明「…仕方ないわね。」
宙「おい、明?お茶会は…?」
明「ほらよっ、これでも飲めー!」
でっかいヤカンが温室に飛んだ。
宙「うわー!」
こうして、明+八尋専属SPによる対彗☆妨害班が再結成されたのであった。


(こっから光視点)
放課後−−−−−−−−
授業も終わり、いつもの通り温室に向かう途中で、滝島に話しかけられたんだ。
彗「光。」
光「おう、なんだ?滝島。」
彗「期末テスト、残念でしたね。二位さん。」
光「うっ。喧嘩売ってんのか!まだまだ3年のテストがあるから終わりじゃないぞ!」
彗「そうでしたね。今回の命令はどうしましょうか。」
相変わらず、テストの勝負では命令ごっこをする私達だ。
今回も滝島に負けてしまったから、命令に従わなくちゃならないんだ。
滝島にも常盤にも負けたくなくて、いつも以上に頑張ったんだけどな。
まあ、約束は約束だ。
光「しょうがないな、何でもするぞ。」
彗「では、、もう一つ勝負しませんか?」
光「それはいいな!春休み前にスカッとしたいしな!じゃ体育館に行くかー?」
彗「いえ。今回は趣向を変えて、外にしましょう。」
光「外?別にいいぞ。」
彗「じゃ、きまりですね。」
ひょい。お姫様だっこされてしまった。
光「おいっ、何すんだ!降ろせ!」
彗「おや、恥ずかしいのですか?罰ゲームのオプションですよ。」
オプションて、何なんだ。聞いてないぞ?
反論しようと思ったが、にっこり笑う滝島を見て私は言葉を引っ込めた。
この笑顔に私はつくづく弱いんだ。
光「うっ、…しょうがないな。」
彗「恥ずかしいなら、目をつぶっててくださいね。」
光「…そうする。」
私は死んだフリをして周囲の黄色い声を聞き流し、お姫様だっこをやり過ごすことにした。

ぽすん。
ようやくお姫様だっこから解放された私は、あたりを見回した。
薄暗い高級車の内装ーーどうやら滝島の車の中のようだ。
ガチャ。
反対側の席の扉が開けられ、滝島が乗り込んできた。
彗「例のところへお願いします。」
運転手「かしこまりました。」
エンジンがかかり、そろそろと車が動き出した。
例のところって何だ?
外で勝負って、、公園とかじゃないのか?
いろいろな疑問が頭の中を駆け巡る。
しばらくして、ずっと無言だった滝島が口を開いた。
彗「光は横浜ランドマークタワー、行ったことありますか?」
光「前に家族で買い物とランチに行ったことならあるぞ。すっごい高い建物なんだよな?」
彗「そこの屋上の夜景が結構きれいなんですよ。」
光「へー…、ってそうか、わかったぞ!そこを階段で登る競争するんだなっ?」
彗「…」
光「いやー、前行ったときはさすがにエレベータだったけど、階段でとなるとさすがにキツそうだなー。でも、ワクワクするなっ?」
滝島はまた黙り込んでしまった。
私、何か変な事言ったのか?
まあ、いいか。
と私が座席に背中を預けたそのとき、車が急に止まった。

(続く・・?)



・・と、ここまで書いたのですが。
明と八尋の妨害工作をどう書こうかなーというところで筆が止まったわけです。
こんな寸止め作品でごめんなさい。
読んでくださった方、アリガトウございます!
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